CKP

CKPセミナー2012春
「無線データ通信の最新技術動向」

CKP (サイバー関西プロジェクト、会長:宮原秀夫 大阪大学名誉教授) では、下記の通り、来る2012年2月29日に CKPセミナー2012春 を開催致します。

CKPでは関西地域を中心に産学共同でネットワークに関する様々な研究および実証実験を実施しその普及につなげていくための活動を行なっています。 この活動の一環としてCKPセミナーを開催しています。 CKPセミナーでは毎回インターネットをとりまく最新の技術トレンド等を、幅広い立場の方々からご講演いただいております。 今回のCKPセミナーでは、「無線データ通信の最新技術動向」と題し、近年身近に利用することも多い無線データ通信について、普段はあまり触れることの少ない最新技術の紹介や、それを用いた最新サービスについて、専門家の方々にご講演頂きます。 無線データ技術の今後について考える絶好の機会として、是非活用ください。

なお、CKPセミナーは会員組織の方でなくてもご参加頂けます。 年度末のお忙しい時期かとは存じますが、万障お繰り合わせの上御参加頂きますようよろしくお願い申し上げます。

記

申込: 参加申し込みページ http://www.ckp.jp/seminar1202/app.cgi
Webでの申し込みは締め切らせて頂きました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

主催: サイバー関西プロジェクト (http://ckp.jp/)
後援: 総務省 近畿総合通信局 (http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/)
近畿情報通信協議会 (http://www.telecon.or.jp/)

日時: 2012年2月29日(水) 13:00〜16:40
場所: 大阪大学中之島センター 7階 セミナー室
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
案内図 http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php Save to foursquare

プログラム:

12:45〜受付開始
13:00〜13:05オープニング
13:05〜14:25 第1部
「ブロードバンドワイヤレス通信技術の最新動向」
講師: 岡田 実 氏 (奈良先端科学技術大学院大学)
概要:
近年、ワイヤレス通信技術は、飛躍的に進歩しており、3.9世代携帯電話規格とも呼ばれるLTE (Long Term Evaluation)やWiMAXでは、100Mbpsに近い伝送速度での通信が可能となってきている。 さらに、第4世代携帯電話システムであるLTE-Advancedでは、最大１Gbpsの伝送を目指して開発が進められている。 無線LANにおいても、1Gbpsを超える伝送速度を可能とするIEEE802.11acの規格策定が進められている。 ここでは、これらのブロードバンドワイヤレス通信技術を支える基盤技術である、OFDM (Orthogonaal Frequency Multiple Access)技術とMIMO (Multiple Input Multiple Output)技術について解説し、その応用事例について、紹介する。
〜休憩〜
14:35〜15:35 第2部(1)
「次世代モバイル通信Xiについて」
講師: 安部田 貞行 氏 (株式会社NTTドコモ)
概要:
スマートフォン等の普及に加えて、ソーシャルメディア、ビデオストリーミングなどのサービス拡大によるモバイルデータトラヒックが急増している。 これらの高速化、大容量トラヒックデータの流れに対して、2010年12月には第3.9世代と呼ばれるLTEのサービスが日本でも開始された。 LTEは100Mbps以上といった非常に高速のデータ伝送の実現に加え、伝送遅延や接続遅延を大幅に低減し、伝送効率も大幅に改善するといった特徴に加えて、新たなサービスを創造する可能性を秘めている。 また、従来の3Gとのinter-workingの機能を有して3Gからのスムースなマイグレーションを可能としている。 本講演ではLTEの特徴およびそれらを支える代表的な技術、LTEへのマイグレーションシナリオ、ならびに世界動向、さらには、LTEをベースに高度化を行って、1Gbps以上とさらなる高速化、大容量化を実現するLTE-Advancedの特徴、LTEからLTE-Advancedへのマイグレーションシナリオについて解説する。
15:35〜16:35 第2部(2)
「モバイルWiMAXの現状と今後」
講師: 河村 政志 氏 (UQコミュニケーションズ株式会社)
概要:
UQ事業を支えるインフラ進化への取り組み：
2012年はスマフォンの普及と共にケータイ事業者の次世代方式導入による高速サービス展開が本格化し競争環境が激化します。 BWA事業者であるUQコミュニケーションズにとっても導入期から成長期に移行していく重要な年となります。 モバイルインターネットサービスの更なる価値向上、事業領域を拡大していくための基盤造りが今年のインフラ戦略の要となります。 競争力の強化ならびに周波数利用効率の更なる向上のため、既存インフラを発展・進化させたWiMAX2の検討も進めています。 また、枯渇したIPv4に代わるM2Mビジネスのインフラ基盤としてIPv6の検討も進めてまいります。 本講演では、これらUQの取組みについて御紹介します。
  1. UQ事業の現状
  2. モバイルインターネットの基盤インフラ「WiMAX」
  3. 事業成長を支えるUQインフラ戦略
  4. WiMAX2への取り組み
  5. まとめ
16:35〜16:40 クロージング

定員: 107名
参加費: 無料 (要事前申込)
申込締切: 2月27日(月)
ただし定員になり次第締め切らせていただきます。
Webでの申し込みは締め切らせて頂きました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
申込方法: 以下のwebページにアクセスしてご登録いただくか、
( http://www.ckp.jp/seminar1202/app.cgi )
以下の内容を電子メールにてお知らせください。
(申込先: ckp-seminar-2012 at ckp.jp) ( at を @ へ置き換えてご送信ください。)
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